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ここ最近5年から10年くらいの間でマレーシアにおいて急激に成長してきた市場が、企業運営上の業務やビジネスプロセスなどを専門企業に外部委託するというBPO(Business Process Outsourcing)
、そして人事や経理・情報システムなどの間接部門の業務を1つの組織へ集約するというSSC(Shared Service Center)です。

特にSSCはマレーシアをセンターとして、日本法人や韓国法人、ベトナム法人などの各国の法人の経理業務を集約して作業しているほどです。

もともとはアジア太平洋地域のヘッドクォーターを日本に置いていたという企業も、マレーシアに移動させたというケースも増えてきているのです。大手小売りチェーンなどがとても有名です。

マレーシアが重要視される理由とは

それでは何故マレーシアなのかというと、アジア太平洋地域において地理的にも真ん中ぐらいに位置しているためにアクセスが良いということ、そしてエアアジアが出来たことによって渡航費も削減することが出来たということなどが挙げられます。

また、シンガポールに拠点を置くという企業ももちろんたくさんあるのですが、シンガポールですと物価が高いためにコストがかかり過ぎてしまうというデメリットがあり、コストが安く済むマレーシアにも注目が集まってきているのです。

これから先もまた新たにマレーシアに拠点を移動させるという企業も増えてくるでしょうから、日本で仕事をされている方が駐在員として現地に行ったり、現地採用の募集枠なども増えてくるはずです。

マレーシア経済発展の歴史と将来性に日本人の仕事も増える

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東南アジア諸国は、経済成長が著しくなっておりますが、その中でもシンガポール、そしてマレーシアは優等生とも呼ばれています。

今までの成長率がとても順調であり、これから先もさらなる成長が期待できるということが予想されているのです。

日本は非常に発展している国ではありますが、どのような業界も行き詰まり感があるようで、将来性に関してはマレーシアの方が日本よりも有望とも言われているのです。

このマレーシアの目覚ましい経済成長のキーポイントとなるのが1980年代に工業国としての立国を目指して工業や機械の分野に積極的に投資をおこなうようになったということでしょう。

これによって今まではおこなっていなかった機械類の輸出が盛んになり、工業の分野で大きく発展してきたのです。

今までは、ゴムを中心にプランテーション栽培や、スズの産出など自然の資源に頼った経済活動をおこなってきたのですが、ただそれだけを続けていたら、今のように経済が発展したとはいえないでしょう。

そして、1990年代になってから、推し進められてきた工業分野が実を結ぶようになってきて、金属製品産業や電子機器産業の輸出額が格段に伸びてきたのです。

今現在でもこれらの輸出額は着実に伸び続けておりますので、これから先の経済成長、そして市場拡大にも注目が集まっているのです。

新しい日系企業もどんどん進出しておりますから、駐在員として、さらには現地採用としても日本人の需要も高まっていくことでしょう。

日本からの投資期待も高い、マレーシア経済産業の今後

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マレーシアは1980年代頃から工業化が推し進められてきており、それによって経済が大きな発展を遂げてきたのですが、これから先はどうでしょうか。

もちろん、政治的にも非常に安定しておりますし、日本企業もたくさん進出していることから、工業の分野でもさらなる発展が期待出来るでしょう。

それに加えて、1996年からはMSC計画がスタートしており、マレーシアのIT産業の育成を柱として2020年までに先進国の仲間入りをすることを目指しているのです。

また、マレーシアをITのハブにするという計画も立てられていますから、これらの計画がスムーズに進んでいけばマレーシアの経済状況は今後さらに発展していくでしょうし、その他の東南アジア全体の経済発展も見込めます。

そして、今後の経済を支えるもうひとつのポイントとしましては、外国からの投資の状況も大きく関係しております。

2013年度のデータですと、第一四半期における外国からの投資額というのは前年の同期と比べて42,1パーセント増加しています。

今までは中国に投資をしていたという国も、チャイナリスクが高まっていることを懸念してこれからはマレーシアへの投資に切り替えていくという動きも予想されるのです。

海外が資本となる産業・開発の分野が活性化していくのであれば、今では影を潜めてしまっている輸出業に関しても再び盛り上がっていくのではと期待出来ます。

海外からの投資というのは、もちろん日本からの投資も含まれていますから、それが増加すればマレーシアで働く日本人の数も増加するでしょう。